第4回北海道乳腺超音波研究会 終了報告


第 4 回研究会を下記のとおり開催致しました、多数のご参加ありがとうございました。

代表世話人 白井秀明 (札幌ことに乳腺クリニック)

平成 21 年 3 月 28 日(土曜日) 札幌コンベンションセンター 2 階  204 会議室 受講者数:  112 名

プログラム

13:00〜 受付開始
13:30〜 開   場
14:00〜14:05 開会の辞
14:05〜15:05 第一部  ミニレクチャー
カテゴリー分類について −日頃の悩みを解決しよう−
札幌ことに乳腺クリニック  
理事 白井秀明 
15:05〜15:15 休憩
15:15〜16:25 第二部  症例検討
司会  札幌ことに乳腺クリニック  
理事 白井秀明 
16:25〜16:30 閉会の辞

 3 月 28 日良いお天気に恵まれ、札幌コンベンションセンター  2 階  204 会議室にて、第 4 回北海道乳腺超音波研究会が開催されました。今回はミニレクチャーと症例検討会を企画しました。事前登録では、 80 名位の参加者の予定でしたが、当日受付の方達を合わせると、 110 人を超える多くの参加となりました。少し多めに用意していた会場の座席数が足りなくなってしまい、窮屈な思いをさせてしまいました。
 第T部はミニレクチャーとして、白井代表よりカテゴリー分類についての講演がありました。内容は、サブタイトルに日頃の悩みを解決しようとありましたが、事前登録の時点で参加予定の大半の方が初学者、それも未経験者の割合が多かったということもあったため、急遽内容を一部変更して精査用カテゴリー分類と検診用カテゴリー分類の考え方の違いについての詳しい解説がありました。項目をたどっていくとカテゴリー判定に到達できる検診用カテゴリーと、推定組織型を考えた上でやっと行き着くことが出来る精査用カテゴリーでは、導くための過程がまったく違うということについての説明があり、違いの整理が出来たのではないかと思います。その後各項目の解説がありました。検診用カテゴリー分類では、腫瘤のある場合、まずは嚢胞性か、混合性か、充実性のパターンに分類すること。その後フローチャートにのっとってカテゴリーに分類すること。腫瘤像非形成性病変では、左右比較することの重要性、いずれも動画が決め手となるお話がありました。また、腫瘤を作っているかどうかを無理して決める必要はなく、どちらの分類を用いても、同じ結果へ導くことが出来るため、無理をしないことが大切であるということや、初心者も上級者も同じ結果に到達することの重要性についてのお話もありました。
 第U部の症例検討では、始めに白井代表からいくつかの静止画を用いて、カテゴリーに分類する症例を皆さんで一緒に考えていきました。参加者の方達と共に症例を読影していきましたが、どの方たちも、各項目をそれぞれの視点で読んでいき、カテゴリーに分類することが出来ていました。
続いて今回は、天使病院の林さん、帯広厚生病院の松本さんに 1 症例ずつ提示していただきました。いずれも、貴重な症例を提示していただきました。それぞれのモダリティについて、会場の方達と共に考えていきながら症例検討を進めていきました。症例画像の読影には、患者さんの年齢や既往歴などの画像以外の背景も大切であることを学びました。最後は、残り時間が少ない中での質問時間でしたが、時間ぎりぎりまで質問があり、今回も活気ある会となったと思います。今後もこのように、皆さんの発言機会の多い参加型の会としていきたいと思います。
では、次回第 5 回北海道乳腺超音波研究会でお会いしましょう。
北海道乳腺超音波研究会事務局
感想のコーナー

今回の会に対して沢山の感想を頂きましたので、幾つか紹介させていただきます。

白井さんと一緒に読影するようなことが今回行われてよかったと思います。今後もこのような形式を望みます。
非常に勉強になりました。カテゴリー分類において少し自信をもって評価できそうな気がします。次回精査のカテゴリーに関しても詳しく聞かせていただけるとうれしいです。ありがとうございました。
毎回のことですが大変勉強になりました。又次回を楽しみにしています。病理との対比が本当におもしろいです。秋、楽しみにしています。
カテゴリー分類についての整理ができとても有用でした。基本的なことでもきちんと理解しきれていなかったということがわかりました。最新の情報が聞けるというのは、この会の特徴と思いますので、今後の研究会にも期待しています。
検診用カテゴリーと精査カテゴリーが混乱していましたが、今回すっきりしました。次も楽しみにしています。
カテゴリー分類、特に検診用に関してとてもわかりやすく教えていただきました。パターンを決める時にも無理をしないで、はっきりしない部分ははっきりしないものとして進めていけばいいことがわかりました。MMGで脂肪性の乳腺なのにEchoでは乳腺構造のような白い部分が見え何なのかと思っていましたが、それぞれのモダリティで見え方も変わるし、ターゲットとしているものも違うということがわかりました。それぞれ違うものとして判断し、特性を生かしていかなければいけないなと思いました。とてもわかりやすく面白かったです。ありがとうございました。
毎回沢山の症例と読み方を教えていただいて勉強になります。ありがとうございました。次回も参加します。
組織との対比が重要といわれていますが、組織所見の読み方がわからないので、組織について教えてほしいです。

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