第3回北海道乳腺超音波研究会 終了報告

日時:平成20年8月30日(土曜日) 会場:札幌コンベンションセンター2階 204会議室  受講者数:84名

プログラム

13:00〜 受付開始
14:00〜 開会の辞
14:00〜15:00 第一部  特別講演 乳房超音波・実際のところ・・・
住友病院 診療技術部超音波技術科  
尾羽根範員 
15:00〜15:20 第二部 報告 当会員アンケート調査結果について
札幌ことに乳腺クリニック  
理事 白井秀明 
15:20〜15:30 休憩
15:30〜15:50 第三部 総会
15:50〜16:30 第四部 症例検討
16:30 閉会の辞


写真18月30日、前日まで悪天候が続き、心配しながら当日を迎えましたが、今回の研究会も前回と同様に雨は免れました。しかし、隣の会議室では装置メーカー主催の超音波の講習会が開催されており、受付を間違えてしまった方や、掛け持ちしていた方もおり、多少忙しい思いをされた方もいらっしゃったようです。そのような中第3回北海道乳腺超音波研究会が開催されました。今回は第一部に特別講演といたしまして、第1回研究会で、通りすがりに症例検討?? を行っていただいた住友病院の尾羽根範員先生を正式にお招きして、「乳房超音波・実際のところ・・・」と題して装置の設定や走査法について臨床現場で用いるための考え方を、実際の画像に動画を交えて、分かりやすく説明していただきました。内容の中で特に装置の数値にばかり惑わされず、自分の目を信じて設定しなければならないこともあるということを教えていただきました。また、組織像との対比についてのお話では、単に最終診断名だけの比較だけで超音波画像と一致しているかどうかではなく、個々の病理所見からどういった形態を示していたかを確認すると超音波画像との一致が多いということを実際のスライドでお示しくださいました。また、動画を用いて構築の乱れについても説明していただき、実際は腫瘤像のない乱れのみの症例はさほど多いものではないことも教えていただきました。
第二部では、白井代表より当会員の方々にご協力いただいたアンケート調査結果を用いて発表を行った、JABTS検査技術研究班企画の内容が報告されました。その中で、装置の形状にはいずれも検者の疲労を軽減するための工夫が見られるようになり、臨床現場の意見が取り入れられているものと考えられるが、探触子のケーブルやモニタの高さなどその使用実態がメーカーに伝わりにくい部分では依然不満が多く見られ、今後の課題になるものとの報告がありました。また、今回は適正画像を考えるためのアンケートを皆さんにお配りし、どの画像が見やすい画像かをお聞きいたしました。この結果は、大阪で行われるJABTS21で発表することとなっており、また後日研究会でもその結果報告をさせて頂く予定であるとのことです。ご協力いただいた参加者の皆様に感謝いたします。
第三部では、当会の世話人であります林より事業報告と会計報告を行われ、いずれも無事に承認されました。
第四部では、勤医協から江良さんと高橋さんの2人に症例を提示していただき、症例検討を行いました。今回の形式は初めての試みであったことから、あえて会場の方を指名する形式は取らなかったにもかかわらず、多くの質問があり活気に満ちた検討となりました。今後もさまざまな症例を検討していきたいと考えております。尚、是非この症例を!! というものがありましたら当会へご連絡をお願いいたします。 それではまた次回の研究会でお会いいたしましょう。

北海道乳腺超音波研究会事務局


感想のコーナー

今回の会に対して沢山の感想を頂きましたので、幾つか紹介させていただきます。

普段何気なく、ふと思った疑問に関しての答えを教えていただいているようで、尾羽根先生の講演はわかりやすく、面白かったです。

装置について詳しいことが聞くことが出来、勉強になりました。

いつも勉強になります。ありがとうございます。一般病院勤務で、乳腺オーダーは月に数件です。やはり、症例正常例は数を見て、目も肥えていくものと思うのですが・・・・。易しい典型症例、難しい症例、色々見せてください。

いい勉強させていただきました。

多くの症例が見たい。出来ればスクリーニング走査中の所見を動画で見たいです。

いつも楽しく学ばせていただいています。また次回も楽しみにしています。

画像処理条件について悩んでいます。次回楽しみにしています。

組織との対比が重要といわれていますが、組織所見の読み方がわからないので、組織について教えてほしいです。
病理組織像の見方について、もっと深く知りたいです。
今回も大変ためになる研究会でした。ありがとうございました。


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