第20回北海道乳腺超音波研究会終了報告


2016年3月25日(土) 14:00〜16:30 JA北海道厚生連 札幌厚生病院

プログラム

13:00〜
( 開場は13:30 〜 )
受 付 開 始
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14:00〜14:05 開 会 の 辞 
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14:05〜15:20 講演「超音波&素晴らしき仲間とともに40年」
   勤医協中央病院 佐藤 圭永 技師
   西成病院    林 純美 技師
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15:20〜15:30 休憩
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15:30〜16:20 症例検討
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16:20 閉会の辞


本年度最後の北海道乳腺超音波研究会はさる3月25日に札幌厚生病院で行われました。数日前から断続的に降り続いた雪が、当日の明け方まで続き、心配されましたが、その後一転雪はやみ、暖かく春らしい日和となり、研究会は予定通り、定刻に開催されました。(参加人数72名)
今回は、20回の節目ということで、北海道の超音波検査に携わっている方であれば、誰もがご存じのレジェンド、佐藤圭永氏と林純美氏に「超音波&素晴らしき仲間とともに40年」と題して、これまでお二人が歩んできた技師人生を通して、北海道の超音波の今昔物語をお話ししていただきました。
始めは佐藤圭永氏で「学びに無駄はない」「人とのつながり」をキーワードにお話ししていただきました。どんな状況も、とにかく前向きに捉え、学ぶということを諦めなかった生き方から、学びのすばらしさ、人のつながりの素晴らしさを気負う事なく、分かりやすく、ユーモアたっぷりにお話をして頂きました。私達なら、ともすると状況が悪くなるとすぐに落ち込んだり、諦めがちですが、そのような状況でも全て自分の力に変えてしまう技は、真似したくても、なかなか真似できることではないのでしょうが、ぜひお手本にしたいと思えるお話でした。
次に林純美氏は、現在の北海道における超音波検査がどのように確立していったかという事を、学会の事務局でご活躍された経験を通して、超音波診断装置の進歩と共に、教科書では見ることができないような貴重なお写真を交えて、分かりやすくお話をしてくださいました。また、これからの私たちに向けて、福田先生が書かれた「十讀不如一寫」という中国のことわざを教えてくださいました。これは、10回読むより1回写すには及ばないということ。 つまり画像をただ見るだけではなく自ら書き写す行為がそれを理解するに勝るのだということ、とにかく手を動かして学ぶ事の大切さを教えてくださいました。
林氏のお話が終了した後、お二人にむけて、超音波検査学会北海道代表幹事であり医療法人 萬田記念病院の菊地実氏より頂いたお祝いのメッセージが紹介され、あわせて研究会からも感謝の気持ちを込めてお二人をイメージした黄色い花束と赤い花束がそれぞれに贈呈されました。
その後休憩をはさみ、妊娠関連乳癌の症例検討が行われました。妊娠期、授乳期、断乳期それぞれ、乳腺構造が変化し、それだけでも理解することが難しい上に、病変を指摘しなくてはいけないという難しさについて、動画を用いて検討することが出来ました。また、このような複雑な乳腺構造がどのように成り立っているのか、ホルモンの状態から生理的な変化を推測し、検討してみました。皆さんの頭の整理には役立てたのではないでしょうか。
盛りだくさんの内容の第20回記念大会は、多くの皆様のご協力と参加によって無事に終了することが出来ました。ありがとうございました。

北海道乳腺超音波研究会事務局

  【感想文】
終了後のアンケートにはたくさんの感想が寄せられました。

今日は偉大な先輩お二人のお話を聞けて良かったです。ありがとうございました。
もうすっかり忘れていた事を思い出しました。超音波を始めた頃、教えてもらえる人がなく、こんな責任のある仕事なのに、私には無理と思いしばらく検査の仕事から離れていた時期がありましたが、その後仲間にも恵まれ今では他施設の方とも交流し、ありがたいと思っています。これからもまだまだお二人には頑張ってもらいたいと思います。ありがとうございました。

佐藤さん、林さんの探求心とお人柄、人間力が沢山の素敵な仲間を引き寄せているんだなと感じました。まさにレジェンドにふさわしいお話でした。「無駄な学びはない」心に残りました。
超音波の歴史と北海道超音波研究会の歴史を知る事が出来、先輩たちの苦労があって、今が有る事を知る事ができ光栄でした。自分自身その様な頭脳も、度量も持ち合わせてはいませんが、学ばせて頂くことで、現場で疾患の早期発見の一助となれる様日々学ばせて頂けたらと感じました。
超音波の歴史や現在に至るまでの先輩方の経験や苦労を知る事ができて、とても勉強になりました。自分ももっと貪欲に学んでいこうと思いました。
北海道のechoを引っ張って来てくださったお二人に、いろいろなお話をきかせていただけて楽しく、又、わが身をふり返るよい機会となりました。ありがとうございます。
とても励みになりました。
お二人の講演、昔のこと、機械のこと、懐かしく聞きました。ストラップのついたプローブ、5MHzで甲状腺をみて「きれー!」とか言ってました。圭永さん直接ご指導いただいた世代として、次世代にうまくバトン渡せたでしょうか?
授乳期乳癌、貴重な画像をみられてよかった。まだ、経験はないが、授乳期乳房をみるときはきをつけてみたい。
大先輩のお話を聞いて、沢山の情報、勉強会の開催等をつみかさねて、今、この様な大きな会をひらいてくれる事に感謝します。後半の妊娠関連乳癌については、難しく、今後増加すると思うので、勉強になりました。
お二人の大変貴重で興味のあるお話をありがとうございました。授乳期乳腺の症例これからの参考にさせていただきます。
非常に勉強になりました。お二人の講演も刺激的でした。
妊娠期、授乳期の乳腺はあまり経験がなかったので勉強になりました。
長年のお話、とても勉強になりました。ありがとうございます。
健診で授乳期、妊娠期の受診者さんがいらっしゃいますので、気を付けて検査したいと思いました。生理中はどうなるのでしょうか?
授乳期のエコーは悩むことが多いので、大変勉強になりました。今後勉強会で日頃の悩ましいことが解決できるとありがたいです。


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