第15回北海道乳腺超音波研究会終了報告


平成26年8月30日(土) 札幌市東区 札幌東徳洲会病院 センターホール7F

プログラム

13:00〜 ( 開場は13:30 〜 ) 受 付 開 始
14:00〜14:05 開会の辞
14:05〜14:20 会計報告
14:20〜15:20 講演
『MMGの基礎と臨床』
勤医協中央病院 乳腺センター 外科医長 後藤 剛
15:20〜15:30 休憩 & 読影
15:30〜16:30 症例検討
16:30 閉会の辞

 

8 月最後の土曜日、お天気にも恵まれた少し秋の気配を感じる札幌で第 15 回北海道乳腺超音波研究会が行われました。
勤医協中央病院 乳腺センター 後藤剛先生に「マンモグラフィの基礎と臨床」というテーマでご講演いただきました。 72 名と大勢の方にご参加いただき、超音波に携わる技師がマンモグラフィに興味を持ち、他のモダリティーも勉強したいという意欲の高さがうかがえました。
後藤先生のお話にはマンモグラフィで使用される用語の詳しい解説がありました。
先生の解りやすいお話のお蔭で、いつも何となく読んでいたマンモグラフィの所見を、理解してからエコー検査が始められるようになったのではないでしょうか。
腫瘍の所見の取り方についても詳しい解説がいくつかあり、中でも印象に残ったのは、辺縁の所見で「微細分葉状(鋸歯状)=たわし」「スピキュラを伴う=うに」です。辺縁を‘たわし'と‘うに'に例えるとわかりやすい、と読影のポイントもお聞きすることができました。
石灰化の所見の取り方では、良悪性の鑑別を要する石灰化は、形態と分布に注意しながら観察する。そして分泌型、壊死型の違い…など、より深い内容にも触れていただきました。
今まで曖昧でしか覚えていなかった FAD に関しても、 AKB に例えて、『秋葉原で目に留まった女性が、 AKB かどうかわからない( FAD )、でももしかして AKB かも…(腫瘍の候補)、やっぱり AKB だ!(カテゴリー分類)』とユーモラスに説明していただき、会場内が和みながらの講演となりました。
最後に後藤先生からのメッセージで「マンモグラフィは足跡を探すモダリティーですが、エコー検査は野うさぎやこぐまを探すモダリティーです。エコー検査では見えるものをしっかりとみて観察して下さい」とのお言葉でした。
 
毎回大好評の症例検討会では、1例目に札幌厚生病院の北口一也さん、 2 例目に天使病院の林純美さんに症例提示をしていただきました。1例目ではE領域の撮り方に注意し乳管をきちんと描出することによって正しい判定に繋がる貴重な症例でした。 2 例目は多彩な病変がある場合はどのようにレポートを書くのか、どのように臨床側に伝えていくのかなどを会場の皆さんで考え議論しました。より実践的な症例の考え方を学ぶことができた症例でした。白井代表の進行の下、活気ある意見が飛び交う症例検討会となりました。

次回第 16 回はいつもとちょっと違った…画期的な企画をご用意する予定です。 3 月に皆様にお会いできることを楽しみにしております。

〜お詫び〜
訂正
「マンモグラフィの基礎と臨床」の資料P 2
◇腫瘤/ FAD (局所 非対称性陰影)→◇腫瘤/ FAD (局所 非対称性陰影)
北海道乳腺超音波研究会事務局

  【感想および今後の希望コーナー】
とても勉強になりました
複数カ所の病変のまとめがとても参考になりました
乳腺エコーは普段ほとんどやってないのでもっと勉強しようと改めて思いました
乳腺エコー初心者なので初心者向けの講演があれば嬉しいです
マンモグラフィの講演は勉強になりました。早速役立てたいと思います
マンモグラフィの読影は間隔的に読んでいた部分を言語化していただけたような気がします整理ができ大変勉強になりました
マンモグラフィの読影が少しできるような気になった
エコーとの位置の対比が難しいと思いました
2 例目(症例検討会)を見ることができただけでもよかった
静止画だけではなく動画も一緒に見ることができるとよかった
 


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