第1回北海道乳腺超音波研究会報告


プログラム

13:00〜 受付開始
14:00〜 開会の辞
14:00〜15:00 第一部 特別講演  実践!乳房超音波診断
株式会社ソノグラファーズ  
代表取締役 佐久間 浩 
15:10〜15:50 第二部 報告 超音波による乳がん検診ガイドライン
-第3次対がん総合戦略研究事業より-       
札幌ことに乳腺クリニック  
理事 白井秀明 
15:50〜16:00 休憩
16:00〜16:30 第三部 症例検討
16:30 閉会の辞

 去る 9 月 22 日秋晴れの中、札幌コンベンションセンターにて満を持して第 1 回北海道乳腺超音波研究会が開催されました。当日札幌では、他に 2 つの乳癌関連のセミナーがあったにも関わらず、 97 名もの参加があり会場は熱気にあふれていました。またホームページによる事前参加登録に協力して下さったおかげで、受付の混乱もほとんどなく参加者を会場内へご案内することができました。開会の前に会場で流した講師の紹介のプレゼンは、前日に急遽作成したものです。あの写真は講師の先生方にお願いして送っていただいただいたものなのですが、いろいろ撮影秘話(?)もあるようなのでいつか聞けたらいいなと思っています。
 第1部では、記念すべき第 1 回の特別講演として株式会社ソノグラファーズ代表取締役 佐久間浩先生に「実践!乳房超音波検査」と題してご講演していただきました。腫瘤を指摘したとき最初に良悪性を考えるのではなく、画像的な特徴や音響学的効果を検討し組織型を推定することが重要であるお話や、自分の感性からくる第一印象も大事であることなど、様々な考え方について症例を用いてクリアカットに講義していただけたことで、日ごろの不安や悩みから少し気持ちが解消され自信につながったのではないかと思います。「何より「知っている」ということが重要で、そのためには経験と努力が大事です。」とお話しされていたのがとても印象的でした。

第 2 部は当会代表世話人で札幌ことに乳腺クリニックの白井秀明より、「超音波による乳がん検診ガイドライン」と題して、現在進行中の厚生労働省における今後の乳がん検診に関わる一大プロジェクトである「第 3 次対がん総合戦略研究事業」についての詳しい内容から、多くの超音波検査に携わる技師に託された大きな課題について報告いたしました。また、研究会発足の趣旨と、ロゴマークに込められた想い、今後の予定などをご案内させていただきました。

第 3 部は症例検討として、はるばる大阪からたまたま通りがかった(?)住友病院の尾羽根範員先生に症例を提示していただきました。同じ病変でありながら、メーカー推奨の画質設定を多少変更して記録しただけで腫瘤のイメージが大きく変わったり、静止画で表現されていた超音波所見が、動画で見ることにより強調されたり消されたりするなど驚きの連続で、日常検査において注意する点を再認識できたのではないかと思います。「僕が好きだなと思う画質設定を、思っていたよりみんなも好きなのだということが理解できてよかった。」とお話しされていたのが印象的でした。

最後に次回の症例検討に予定されている画像を何枚か提示され、期待感いっぱいの中(?)無事に第一回研究会は終了となりました。

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